Friioの蘇生術

ヤフオクで落札してから数年。
Friioの白と黒はσ(^^)のテレビライフにかかせない存在となった。
振り返ると幾多の苦難に直面し、あるものは解決し、あるものは断念した。

・録画予約の環境整備
→TvRock+TvTestの環境で落ち着く
・トランスコード
→現時点、録画時間相当の時間を要し、現実的でないため断念。
・屋内配信
→無線を模索したが、結局、LANケーブルを屋内に這わす
・マシンスペック
→当初、Friioの動作が不安定だったが、パソコンをスペックアップすることで、そのほとんどが解決。

Friio自体お安く落札したが、これを使いこなすために投資した資金はかなりのもの。
もちろん労力と時間も。
でもHDDレコーダでは得られない編集や保管の自由度は数知れず。

σ(^^)のテレビライフにとって欠かせない存在となっているFriioだが、先日からエラーを吐きまくるようになった。
地デジ用の白の方である。
録画したTSファイルを再生すると、画面の上半分しか表示されず、下半分は真っ黒。
動きも音声もカクカク。

手っ取り早いところで、Friioの場所移動、USBケーブルの交換、アンテナケーブルの交換、ブースターの調整などを行ったがいっこうに改善せず。
ダメもとで卓上アンテナを買って、繋いでみたがこれもダメ。

と言うことで、たどり着いたのが「羊羹」外し。
Friioのトラブル関係のブログでよく目にしていたが、まさか自分もこれを行うことになろうとは。
細かいことはあちらこちらに書かれているので、ここでは大ざっぱに行った作業を記録するにとどめる。

こちらが問題のFriio白。
黒と離すと良い、と言う記事も見かけたので、黒の方は別の場所に設置。

Friioのトレードマークとも言うべき、凡型の筐体を外す。

基板を囲むケース外し。

これが噂の「羊羹」。
ようは電子部品を覆うモールド。
ここまではいたって簡単な作業だが、ここからがかなり難儀

基板背面に画用紙をあて、アイロンで熱する。
時間は10分ほど。

人によってはこの時点で「羊羹」が基板から剥がれてるようだが、σ(^^)の場合、ケースとともに「羊羹」の一部が剥がれただけ。
さあ、ここからが大変。
アイロンで温めて、「羊羹」が剥がして、の作業を延々繰り返す。
σ(^^)はマイナスドライバを使って剥がしたが、基板や電子部品を破損させるおそれもあるので、爪楊枝のような柔らかいものを用いた方が良かったらしい。

所要時間1時間15分。
このように無事に「羊羹」剥がしに成功!
基板が冷めるのを待って、パソコンに接続したところ、あ~ら不思議、エラーはまったく吐かなくなり、問題なく録画もできるようになった。

そもそものこの「羊羹」は何のためにあるんだろう?
回路や使用部品の秘匿のため、と言う記事も見かけたが、σ(^^)のような素人が、時間はかかったものの、いとも簡単に剥がせたのだから、秘匿性は皆無だと思うのだが??

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