ドキュメンタリー「嘆きのギリシャ」を観て

NHK BS1で放映していたドキュメンタリーWAVE「嘆きのギリシャ~700ユーロ世代の真実~」を観た。
世界経済を震撼させたギリシャ危機について、同国の若者視点で作られたドキュメンタリーだ。
カメラには、政治家は悪代官、国民は弱き村人というフィルタがかかっていて、これが”真実”か否かは若干疑問が残る。
なにせ、ギリシャと言えばお昼寝の国。
以前、このシエスタの習慣の存在を聞いて羨ましい、と感じたぐらいだった。
ただ、やっぱりそんなことじゃ、産業が成り立たんでしょ?
経済破綻は、そもそもそう言う国民性から来ているんじゃないの?と思ったのだが、一方でこんな記事も見つけた。

「労働時間を比較した場合、ドイツは年1390時間、フランスは1559時間なのに対して、ギリシャの年間労働時間は2119時間にものぼる(2009年)。」
SYNODOS JOURNAL : ギリシャ危機が示唆するもの 吉田徹

シエスタ込みだったとしても、EU圏では怠け者呼ばわれされる筋合いのない数字だ。
やはり悪いのは悪代官か?
事実、番組に登場する政府関係者はみな、今の状況に楽観的。
「そのうち好転する…」「冨を分配するより増やすことが先決」と口々に言う。
なんかどこぞの国の政治家と同じだなぁ。

若者の1人が、ギリシャにとどまることに疲れ、アメリカへ渡りたいと口にしていた。
でも、彼の地も経済状況も酷いと聞く。
中産階級の家族がある日突然、路上生活を余儀なくされていることもあると聞く。

我が身はどうか?
日本も他人事ではない。
経済破綻が囁かれつつも、票稼ぎのためか、未だお金をばらまいている大先生たち。
たぶん、思考回路は番組に出ていたギリシャの政治家と同じなんだろう。

日本は、ギリシャのようにはならないという人もいれば、ギリシャより酷くなるという人もいる。
そうなったとき、やはり国外へ働く場を求めなくてはならないのだろうか?
韓国?やはり中国か?
バブル以降の軟弱企業戦士が、彼の地で戦えるとは到底思えないのだが(–;)

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