書籍「旅する力」を読んで

「深夜特急ノート」と言うサブタイトルと沢木耕太郎と言う文字を見つけ、即購入した。この書籍はσ(^-^)が大好きな「深夜特急」の誕生前、旅の途中、執筆後について、著者、沢木耕太郎により書かれたものだ。

そもそも読書家ではないが、小説のたぐいはまったく読まず、ノンフィクション、特に紀行文的なものを好んで読んできた。その中で「深夜特急」は憧れの旅であり、そして決して真似できない旅だ。

巻末に俳優、大沢たかおとの対談が載っている。言わずとしれたテレビ版「深夜特急」で沢木耕太郎役を演じた俳優だ。対談によれば放映から10年経つらしい。σ(^-^)が「深夜特急」の存在を知ったのは、まさにこの番組。ドキュメンタリーとドラマが融合した不可思議な特番に、否応なく引き付けられ、その後に沢木氏の原作を読んだ。

そうか、あれから10年か…。当時のσ(^-^)は、沢木氏が実際に旅を始めた歳と大差なかったんだな。でも、当時はユーラシアどころか、国内旅行すらままならない時期だった。体壊してたからなあ。

本書に以下の文章がある。

しかし、それだけでなく、単に誰かに語りかけることで、内に向かおうとする精神の、そのバランスを必死に取ろうとしていたということもあるような気がするのだ。

著者は、タフさ、アグレッシブさにおいて、σ(^-^)とはまったく別次元の存在。そんな彼の言葉の中で、こういう弱さを露呈する箇所を見つけると、むちゃ共感してしまう。もちろん、この境地に至った環境はσ(^-^)が経験したことのない、極限状態ではあるが。

孤独に押しつぶされる、と言う言い回しがあるが、まさにインとアウトのバランスを崩したときがそうなのだろう。

アフガニスタン行かずとも、孤独に苛まれることもある。自分にとってアウトの術はあるだろうか?

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