映画「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」を観て

なかなか見ごたえのある映画だった。
タイトル通り、ケネディ暗殺からの現地ダラスの4日間を、4組の登場人物を中心に据えて描いたものだ。
登場人物は、暗殺がなければ、何ら交わることのなかったであろう人物たちで、群像劇好きのσ(^^)としては、このうえない作品だった。

“真実”とツリ文言が邦題に含まれているが、内容としてはそういう暴露ネタは一切ない。
それでも惹きつけられたのは、重厚なドキュメンタリータッチの作風のせいだろうか。

暗殺の容疑者、オズワルドの兄が、この4組に含まれている。
作品を観る限り、まっとうな兄だったようで、弟の容疑に4日間、翻弄されるものの、気丈に兄として振る舞う姿が印象的だった。
弟と縁を切り、名前を変え、この土地を離れることもできただろうに、彼は暗殺者の兄という汚名を生涯背負うことを選んだのだ。
なぜ?
あくまでドキュメンタリータッチを貫く、この作品からその心情を読み解くことはできない。
強い心を持った人の存在を知ることは、怠惰な自分を見直すきっかけにもなる。自然と背筋が伸びるものだ。

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