映画「めぐり逢わせのお弁当」を観て

映画の冒頭、家庭で作られたお弁当が、幾つかの交通手段を経て、何人かの手を経て、職場へたどり着くシーンが印象的だった。
映画の解説文を読むと、ダッバーワーラーと呼ばれる弁当配達サービスらしい。
無事にたどり着くのか?と思わせる、オープニングだが・・・現実のサービスはちゃんと機能しているのだろうが、この映画では誤配達がキッカケとなる。

作品のポスターを観ると、ハッピーなラブストーリーを思わせるが、実際にはいたたまれない現実と向き合う、ふたりの主人公が登場する。
妻に先立たれ、早期退職を決意した男性。
単調な生活に疲れを感じる主婦。
誤って配達された弁当をキッカケに、ダッバーワーラーを介した文通が始まり、お互いの閉塞的な日常に少しづつ変化が・・・・。

人物の描き方といい、味のあるカメラワークといい、毎度ながらインド映画の奥深さを感じる。
余韻を残すラストもなかなかだった。

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