児童書「小学校の秘密の通路」を読んで

以前に読んだ「カメレオンのレオン」の続編だ。
前作では、レオンがなかなか登場せず、最終話で登場するという、変わった構成だったが、こちらは全編でレオンが活躍する。
このシリーズの面白さは、学校という日常的な場に、まったく非日常的な異世界とつながる道があるというところ。
現実と非現実がぴったりと背中合わせ。
事件は生徒ただひとりの前で起き、目撃した生徒だけの秘密になる。
まさにファンタジーのセオリーをいく舞台設定だ。

個人的に印象的だったのは「天才ツボ押し少年シンノスケ」。
生まれながらにツボ押しが上手いというシンノスケという少年が登場する。
彼にツボを圧されると、その人の本性が表面化するというおまけ付き。
頑固爺さんがやけに腰の低い性格になったり、逆にしっかり婆さんが無愛想な性格になったり。
面白かったのは、給食のおばさんが女王様口調になるエピソード・・・これは〇〇嬢ってやつでは(笑)

子どものには理解できない、性格の二面性を子どもの手であぶり出しているあたり、大人の悲哀というか滑稽さを感じずにはいられなかった。

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u1kuni
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