アメリカン・ギャングスター (映画 )

「60年代、ニューヨーク。
ハーレムを仕切っていた黒人ギャングのボス、バンピーが死去。
右腕のフランクは彼の跡を継ぐ。
フランクたちの資金源は麻薬。
戦火中のベトナムに目をつけ、ここから高純度かつ安価にヘロインを輸入する。
”ブルーマジック”と呼ばれたその麻薬は、瞬く間に全米を席巻し、フランクは巨額の富を手にする。
一方、ニュージャージーの刑事リッチーは、捜査中に見つけた札束を署に届けるなど、その誠実さから署内では疎ましがられていた。
ある日、彼の相棒の遺体が発見され、慰留品の中に”ブルーマジック”の文字の入った袋を見つけるのだが…。」

デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウそして監督はリドリー・スコットとなると期待せずにいられないのが人情。
でも、その期待はあっさり裏切られました(^^;
ありきたりなギャング映画にとどまってます。

事件の背景をまったく知らないせいもあるのか、事実をただなぞっただけと言う印象が否めません。
そう、この話、60年代から70年代、アメリカを席巻した麻薬”ブルーマジック”を売りさばいた男が逮捕されるまでを描いています。
アメリカと言う国の病巣の深さを更に思い知った、と言う意味では、観た価値はあったのかもしれないけど。

ただ不可解なところがたくさんある作品だった。
”ブルーマジック”の流通を確固たるものにすべく、兄弟たちを呼び寄せ、黒人たるがゆえに「ルーツを大事にしろっ」と言いながら、一方で同じ黒人たちに”ブルーマジック”を売りつけ廃人にしていく…なんか矛盾してるよ。
リッチーの捜査も、あっさりと黒幕がフランクと突き止める始末…もっと熾烈な捜査展開があったんじゃないのかなぁ。

ベトナム戦中の軍経由で麻薬が運び出された、と言うなんとも閉口してしまう事実。
自由の国アメリカ、などと夢の国のごとく言われるが、悪にも自由を与えちゃねぇ〜(^^;

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