CONFIDENCE in 金沢 (ALFEE )

やって来ました我らがトラベリングバンド。
行ってきました石川厚生年金会館。
ネタバレありで、この感動を書き記しておこう。
いつもの通りかなりの長文。
そしてやや辛口なのでファンの方は読まないでください(笑)

■百万石まつりとサッカー
私事だが、昨年は諸般の事情で春ツアーに参加できず、ご存じの通り夏イベもなく、秋ツアーはなんと北陸公演なし、と言うことでALFEEのライブは2年ぶりだったりする。
そんな、CONFIDENCEツアー金沢公演の開催日は6月6日。
ライブ中にネタにもされていた、金沢の一大イベント、百万石まつりの開催日と同日。
県外から参加の方には、ライブ前のちょっとした観光としては丁度良かったかもしれない。
しかし、車を駐車させるのに相当苦労した方も多かったようだ。
ちなみにσ(^^)は、安全策をとり路線バスで金沢入り。
ただバスの方もまつりの影響で迂回路をとったため、バスを降車後、厚生年金まで30分ほど歩くことになってしまったが。
近道を、と思い、県工(高校)側からNTT裏の坂道を登るルートを取ったのだが、これが良かったのか悪かったのか?
ライブ前に希少な体力を消耗してしまった…。

更にこの日はサッカー日本代表の対ウズベキスタン戦もあったのだ。
運良く?アウェー戦だったので、キックオフは日本時間23時。
これが19時キックオフだったら、ライブに参加すべきか、観戦すべきか非常に悩んだだろう。
とは言うものの、ライブ中、何度かウズベキスタン戦のことが頭をよぎり、時計を確認することも多々あったが。
ALFEEファンの中でも数少ないであろうサッカーファンのσ(^^)としては、代表戦と同日のライブ開催は避けて欲しいところだ^^;。

■大入り満員…まじか
話をライブに戻そう。
今回の座席はG列23番。
ステージから7列目、隣は花道という最左端。
なぜかここ数年こういう席が多い。
これまで、スピーカやステージ構成の関係で花道でメンバーを拝むことができなかったが、今回はかなり期待できそうだ。

さて、気になる客入りだ。
オーディエンス側が気にするのも変な話だが、ここ最近、事業縮小を進めているALFEE、集客力が少ないとツアーから金沢が外されることも懸念されるわけで。
事実、昨年の秋ツアーから金沢が外された(理由は知らないが)ことを考えると、どうしても客入りは気になるところ。

恐る恐る後ろを振り返る。
と、そこには近年希に見るお客さんの数…とは言い過ぎか。
空席は後方5列程度。
アンコール際、見たときはもっと埋まっていた。
何の効果だろう?
シングル効果?
35周年効果?
要因は分からないが、これならとりあえず来年の金沢公演は約束されたもの。

■本編一部
ステージ構成は近年の傾向通り、いたってシンプル…と思いきやお間違い。
オープニングBGMとともにステージの壁がせり出し、開いた壁上方にメンバーが現れるという大仕掛け。
仕掛けはこのオープニングのみだが、やっぱライブは最初が肝心。
個人的にはギターを持って登場し、すぐにステージに降り立たず、その場で演奏。
ギターソロあたりでステージに降り立つ、って言う演出だとなおヨカッタのだが。
まぁ、高所恐怖症の方もいるわけで、そこまで望むのは酷だが。

さて、演奏曲の方だが、初っぱなから「SWEAT & TEARS」「恋の炎」「星空のディスタンス」から「FLOWER REVOLUTION」と、本来であればアンコールの部で演奏されそうな楽曲のオンパレード。
う〜ん、正直これは個人的に頂けない。
コース料理でいきなりメインディッシュを出されてもねぇ〜。
楽曲への思い入れは人それぞれと思うが、先の楽曲はヒートアップした状態に更に油を注ぐ楽曲だと思っている。
最初はヒートアップさせるための楽曲をまず持ってきて欲しかった。
本編第一部は、正直興ざめした感あり。

とは言え、この日唯一のハンドマイクソング「恋の炎」である。
そう、ハンドマイクソングと言えば花道である。
そうそう、先に述べたように今回は花道すぐ横の座席である。
そうそうそう、メンバーがやって来たのである。

1コーラス目、まず坂崎さんがσ(^^)の眼前に。
第3種接近遭遇ってやつだ。
距離にして、日常生活において普通に会話できる限界点付近と言えばいいか。
熱狂的なファンであれば駆け寄るんだろうな。
でも、σ(^^)は足が動かなかった。
アルバイトの若者がロープを張っていたけど、あと2、3歩近づくことができただろう。
もうちょっとヒートアップしていたら、また行動も違っていたんだろうが、何せまだ2曲目だよ。
それにσ(^^)の真ん前だよ。
たぶんσ(^^)の前の席にいた若いお姉ちゃん目当てだったんだろうけど(笑)

そして2コーラス目は師匠が眼前に。
ギターはFA-IV…だったはず。
あんなに目の前にしてたのに、記憶があやふや。
何せまだ2曲目だよ。

■本編二部
坂崎さんと桜井さんの漫才(笑)のあと、アコースティックというかスローテンポコーナーとなる。
「LOVE NEVER DIES」の後、「Sister of The Rainbow」が演奏された。
う〜ん、いい曲だ。
一部は定番曲にまとめられていたが、二部以降、アコギがいい感じで活かされていた気がする。
新曲「風の詩」の影響か?
「Sister of The Rainbow」をはじめ、以降演奏されるアコースティックな楽曲で師匠は、VGのEARをご使用になられていた。
相当お気に入りのご様子。
いや、実はσ(^^)、このベースモデルであるEAR01を購入済み。
師匠が最初に使用されていた白いモデル。
このギターについては追々このブログに紹介しようと思う。

そういえば、数年前は多用していたレスポール、今回はすっかり影を潜めてしまったなぁ。
アコギはVGのEAR、エレキはFA-IVか35周年モデルのTongari Starばかり。
師匠にはいつまでも尖っていて欲しい。

■本編三部
個人的に「Sister of The Rainbow」を除き、すっきりしない選曲が続いていた。
好き嫌いではなく、今聴きたい曲、ライブで聴きたい曲でないのだ。
が、師匠のありがたいお話以降の本編三部、そんな不完全燃焼だった気持ちが一気に燃え上がる。
「THE AGES」「幻夜祭」、やっぱALFEEのライブではこの辺りの大がかりな楽曲をやってもらわないと。
ただ残念なことにこの日、師匠のギターがまったくいけていない。
たどたどしくて聴いていられないっ。

特に「YOU GET TO RUN」のエンディングだ。
本来であれば、ギター小僧の琴線に触れる格好いいギターソロが展開されるところ、もうバタバタ。
師匠どうしたんですか!
昨晩飲み過ぎたんですか!
それとも徹夜でコントの台本作りでもしてたんですか!
師匠のボーカルが珍しく冴えていた分、この日のギターは非常に勿体ない…。

本編ラストは「流砂のように」〜新曲「風の詩」。
この流れはいい!
「流砂のように」のイントロを聴いたとたん、これは「風の詩」につながるな、と予想はできたけど。
残念なことに「流砂のように」はフルコーラス演奏されず、途中で切り上げて「風の詩」へ展開。
この楽曲は最後の掛け合いコーラスがいいのに。
なんかこの展開、以前のツアーでもあったような?

両曲とも師匠はVG EARをご使用。
ただ、「風の詩」ではギターソロ前にFA-IVにチェンジ。
EG的に使えると言ってもやっぱりアコギ、ハイフレット抑え辛いんだよなぁ。
なのでFA-IVへのチェンジはやむなしか。

■アンコール
アンコールトップバッターは「19‐nineteen‐」。
ここでも師匠のギターがいけてません。
3コーラス入りのリフなんか、もうむちゃくちゃ(^^;

抱腹絶倒のコントの後は、「もう一度君に逢いたい」、「終わりなきメッセージ」。
「もう一度君に逢いたい」はアルバム「LOVE」に収められたアコースティックバージョン。
またもVGのEAR01をご使用。
かなりお気に入りの模様。
そして「終わりなきメッセージ」は、シングル「桜の実の熟する時/風の詩」のカップリングに収められたバージョン。
2007年の春ツアー「春の嵐」で聴いたときむちゃ感動したけど、やっぱこのバージョンはいい。

そう言えば今回、師匠のハンドマイクソングがなかったなぁ。
タカミーハンドマイクソング撲滅委員のσ(^^)としては、好ましい傾向だ。

ライブのラストは大方の予想どおり「桜の実の熟する時」。
そして最後の最後にサプライズ!
桜井さんが花道にやってきたのだ。
「ギミアチョコレート」ならぬ「ギミアピック!」の嵐が桜井さんに集中。
σ(^^)?もちろん参戦しましたよ(笑)
そしてなんと手渡しでピックをゲット。
苦笑いしながらックを手渡ししてくれた桜井さんが印象的だったなぁ。
また一つ家宝が増えた。

さて次は最後の夏イベか。
楽しみだなぁ〜。


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u1kuni
  • u1kuni

2件のコメント

  • ふっふっふっ・・・そしてその隣にはワテがいたとさ。。。
    最後はボクもおこぼれを・・・・と思い、厚かましくも「ピックおくれ」と言わんばかりに手を差し出してしまい、オマケに握手まで求めてしまいました。

    肝心のライブ本編はブログをご覧の通りです(笑)

  • いや?、sakaiさんの勇気にはびっくり。
    後でσ(^^)も握手してもらえばヨカッタ、と後悔することしきり(T.T)

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