愛蔵版 ガンダム THE ORIGIN IV (雑記 )

やっと手元に届いた。
待ちに待った「愛蔵版 機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の4巻目だ。

愛蔵版 THE ORIGINの発刊ペースはおよそ1年。
連載雑誌の方は毎月発売されているようだが、ここは保存性を考えハードカバーを愛蔵版をコレクション。
この1年という空白が待ち遠しいのなんの。
織り姫と彦星の気持ちがよ〜く分かる。

愛蔵版の収録パートは、映画版で言えば各パートを2冊で収録といった感じ。
なので、この4巻目は宇宙(そら)へ戻る直前のジャブロー攻防が収録されている。
表紙には、本編キーパーソンとなるマチルダとシャア専用のズゴックが描かれており、往年のガンダムファンを涙させる表紙となっている。

まさにファーストガンダム世代の真っ直中となる30代後半。
σ(^^)の周りにもファンは多く、会話の中で数々の名言・迷言を織り込むと、会話が大いに盛り上がる。
しかしながら、このTHE ORIGINの存在を教えても、イマイチ反応が悪い。
やはりアニメじゃないと…漫画じゃ動きがないでしょ、と言うのが本音だろう。

σ(^^)も最初はそういうイメージを持っていたのだが、本を広げたとたんそんな固定観念は一瞬に吹き飛んだ。
やっぱり安彦さんはスゴイのだ。
その描画力は天下一品だ。

漫画だからこそ描ける、モビルスーツのディテールの細かさに感動。
それより何より、σ(^^)を驚嘆させたのは、ホワイトベースをはじめとした戦艦の見事な描写。
ボキャブラリー不足で上手く表現できないのだが、大気圏内を飛行するホワイトベースのずっしりとした重量感がヒシヒシと紙面から伝わってくるのだ。
特に、ガルマがガウでホワイトベースに体当たりするシーン(愛蔵版第2巻)は圧巻だ。

アニメ版とこのTHE ORIGINとの間に、ストーリーの相違は基本的にない。
ただTHE ORIGINの方は、アニメ版で欠落していたドラマを補完することで、大人でも読みごたえのあるドラマ性の高い作品となっている。

そんなせいもあってか、リアルタイムで見ていたときの感情と、THE ORIGINで受ける感情が幾分か相違する。
σ(^^)が成長したと言うことか?

リアルタイムで見ていたときは、ウジウジした主人公アムロより、クールなシャアが好きだったが、今では復讐に燃えるシャアの方がネガティブ思考で好感が持てなくなってしまった。
それより、リアルタイムの時はあまり興味を持たなかったホワイトベース艦長ブライトにむちゃくちゃ好感を持ってたりする。

規律や命令を無視し自己中的なアムロをはじめとした若手乗組員と、規律を重視し現場を全く見ない軍司令部との間に挟まれたブライト。
ブライトの怒りや苦悩になぜだか共感してしまうのだ^_^;
ストーリーが進むにつれブライトは若手乗組員に理解を示し始め、司令部に絶対服従だった姿勢に変化が現れ始める。
そんな中間管理職、ブライトの成長が今後も楽しみだったりする。

単なるロボットアニメではなく、リアルな戦争を描いたことで評価?される本作だが、今回THE ORIGINを読んでいて、それだけの側面だけではないことに気づいた。
遅すぎる気づきかもしれないが。

上にも書いたように、ホワイトベース内にはブライトをはじめとした正規軍人と、アムロをはじめとしたやむなく戦う羽目に民間人のグループが混在する。
当初は何かと対立しあっていた両者だが、徐々にうち解けあい、あの感動的なラストシーン、ア・バオア・クーで生き残った乗組員がアムロを迎えるまでにつながる。
こいつは、まさに典型的な青春群像劇ではないですか!
ランバ・ラルとの戦いを描いた愛蔵版 第2巻では、ブライトとアムロたちはまだ衝突している最中だ。
彼らがどのような課程でア・バオア・クーのラストシーンにたどり着くのか、今後が非常に楽しみだ。

この発売ペースで行けば、ファイナルは2010年!?
まだまだ先だなぁ^_^;

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