humbert humbert at 21世紀美術館 (雑記 )

三連休最終日(2007年9月24日)、21世紀美術館内にあるシアター21で行われた「humbert humbert」のライブへ行ってきた。

「humbert humbert」とは…と言う話の前に、初めて足を踏み入れたシアター21の話を。
21世紀美術館へは何度も足を運んでいるのだが、このシアター21に入ったのは初めて。
入口は美術館の地下一階。
座席は200弱ぐらいで、シアターと言う名付けられているだけあって、かなりの傾斜を持たせて座席が配置されていた。
ステージとの距離はほとんどなく、ステージから見ると客席が壁のように圧迫的だったかと思う。
やる側にしたらさぞ緊張したことだろう。
見る側からしたら、なかなか体験できない臨場感だ。

当日は全席自由席。
意気込んで4列目中央の座席を陣どったのだが、それでもこちらの視線はアーチストのかなり上になる。
それだけ座席の傾斜が深いのだ。

さて「humbert humbert」である。
男女二人組のフォークデュオ。
フォークというジャンルで括ってみたが、従来の日本のフォークとはまったく別物。
なんと表現すればよいのやら。

同グループのオフィシャルサイトからの引用。
「フォーク、アイリッシュ、カントリー、日本の童謡などをルーツに感じさせる、どこか懐かしく切ない楽曲。
伸びやかで透明、おおらかで素朴、哀愁を帯びつつもさっぱりとした歌声。
噛み合っているようないないようなライブMC。」

と言うことである。

数年前、NHK-FMの深夜番組「ライブビート」で、高田渡の楽曲が流れる。
でも歌うのは女性。
なんだろう?と聴き入ってしまったのがうんのつき、それ以来、彼らの虜になる。

彼らの魅力はサウンドばかりじゃなく、その詩の世界にある。
今まで触れたことのない世界感。
短篇映画のような詩は、独特のサウンドと歌声に融合し、殺伐とした日常でコチコチになった心を非日常的な世界へいざなってくれる。

ステージは2時間ほど。
メンバーは「humbert humbert」の二人に加え、ピアノ+アコーディオンのサポートを加えた計3名。
大がかりな仕掛けもなく、使われる楽器も少ない(電気を使うのはエレアコとマイクぐらい)ライブだったが、近年まれに見る感動的なライブを体験することができた。

楽曲以上に彼らのとぼけたMC、もう最高!
グループのプロフィールに書かれている「噛み合っているようないないようなライブMC」とはことことだったのか(笑)。

男性メンバーの佐藤良成はイメージどおりだったけど、佐野遊穂はイメージとは大違い。
ジャケットの写真など見ると、失礼だが、むちゃ老けて、地味〜な感じなのだが、実物はちょっと抜けた感じの可愛い女の子だった。
あえて言うなら、篠原ともえから”騒がしさ”を差し引いた感じ。

客層はと言うと、男女は半々、年齢層はバラバラ、雰囲気もバラバラ。
楽曲はスポット的だが、顧客は多角的のようだ。
残念だったのは、観客に子づれの方がいて、その子の泣き声がライブの一部台無しにしてたこと。
さぞ、お家では優等生なお子さんなんだろう。
がしかし、ここでは”迷惑お子さん”のなにものでもない。
親御さんはお構い無しなのか、”ガキソロ”は単発的に続いた…。
そんなこともMCのネタにしてしまう「humbert humbert」の二人に拍手を送るほかない。

終演後、サイン会があったのだが、かなりの人だかりで、明日は仕事だったことあり、断念してそそくさと帰宅。
いま思えば、粘ってサインしてもらえば、とちょっと後悔。
彼らのアルバムは3枚もっているのだが、演奏された楽曲の半分ほど知らない曲だった。
なかなかいい曲もあったので、過去のアルバムを買いあさることにしよう。

♪年頃の太郎くん〜、って曲。なんて曲名だろう?

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