キング・アーサー (映画 )

「ローマ帝国の支配下にあったブリテン(イギリス)。
帝国は地元の若者を徴兵し、国境の守備に当たらせていた。
ブリテンを守るアーサーとその家臣たちは、円卓の騎士と呼ばれ、帝国内外において無敵の軍団として恐れられていた。
徴兵期間の15年を迎えようとしていたある日、ブリテンに訪れた司教から最後の出兵を言い渡される。
理不尽な命令に怒りを覚えるアーサーたちだったが…。」

同時期に「グラディエーター」や「トロイ」とローマ史ものが続き、やや影が薄くなった感のある本作を観た。
合戦シーンの派手さは先の2作に及ばないものの、それ以外のところでなかなか観応えのある作品だったと思う。

伝説の騎士アーサーだが、完全無欠の人物ではなく、リーダーならではの葛藤がいい感じで描かれていた。
理不尽な命令を下す帝国と、そんな命令に反発する円卓の騎士たちの間に挟まれる、中間管理職の悲哀と言うか。

「トロイ」の方は劇場で鑑賞したが、合戦シーンは確かに凄かったものの、合戦シーンばかり続くので中盤以降満腹状態に陥った記憶がある。
と言うか、所詮CG、と言う穿った気持ちもどこかにあったんだろう。
一方本作は、アーサーと円卓の騎士たちとの絆をシンプルに描いたこともあって、非常に好感を持って鑑賞することができた。
日本人の義理人情に通じるものがあったのかも。

強いて挙げれば、前述と矛盾するが、クライマックスの合戦シーン、もうちょっと盛り上がる演出ができなかったものか、と残念でならない。
こういう時代ものの場合、大量の火器と弓矢で盛り上げることに頼りがち。
またかよ、とうんざりしている観客はσ(^^)だけではないはず。

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