老犬老い易く (いぬ )
2009年3月20日
このブログに我が家の柴犬りゅうを登場させる機会がすっかりなくなった。
と言うもの、老いが進行してしまい、散歩もままならぬ状態で、以前のような画像が撮れなくなったためだ。
りゅうは昨年10月に17歳になった。
人間で言うと100歳とか。
昨年あたりから、ちょっとパワーがなくなってきたかな、と思ってはいたが、この冬、一気に老化が進んでしまった。
あんなに好きだった散歩も、自宅前の道を往復するぐらいでもうフラフラ。
以前はガツガツと美味しそうに食べていたドックフードも、今では残してしまう状態。
耳も目も利かないようで、ちょっとした段差でもつまづいてしまったり。
柴犬は必ずボケるらしく、そのせいか近頃では無駄吠えが頻繁になってきている。
分かってはいたが、自分より早く寿命を全うしようとしている愛犬の姿を見ると、やりきれない気持ちになる。
以前見た映画「いぬのえいが」の「ねぇ、マリモ」を思い出してしまう。
主人公のように気持ちを整理できないような気がする。たぶん。