どろろ (映画 )
2009年9月30日
「遠い昔、戦乱に明け暮れる国でのこと。
戦国武将・醍醐景光は、荒廃していく祖国を憂い、天下統一のため魔物と契りを交わす。
生まれ来る我が子の体48カ所と引き替えに…。
それから時が流れ、醍醐景光が圧倒的勢力となるものの、国に平和は訪れていなかった。
ある日、酒場で暴れ出した魔物を、百鬼丸と呼ばれる若者が退治する。
それを見ていたこそ泥・どろろは、百鬼丸が持つ妖刀を手に入れたく、彼をつけ回すようになるのだが…。」
なんだこりゃ?
日本の特撮技術ってまだまだこんなものなの?
押井守の映画ではあんなに凝ったCG使ってるのに、まだまだこんなものなの?
それとも監督やスタッフの感性レベルか?
妻夫木聡、柴咲コウなど、今の日本俳優陣の中でも一世を風靡している俳優を使いつつ、漫画界でも神様のような存在の手塚治虫が原作であることを掲げながら、やってることはテレビの仮面ライダーや戦隊ものと同レベル…。
この監督は、あえてリアリティを抑えたのだろうか?
確かに、生まれたての百鬼丸にリアリティを持たせてしまうと、かなりのホラー映画になりそう。
考えただけで、不快感を覚える…。
どっちを目指していたのか、そのあたりが中途半端。
日本製の特撮ものにはいつも裏切られる。
モノクロゴジラ時代から何も進歩してないんじゃないかな。
なぜだろう?やはり資金的な問題なのだろうか?
裏切られると分かっていながら、またこういう特撮映画が公開されたチェックしてしまうんだろうなぁ。
ガンバレ、日本映画!