映画 14 4月 2018 映画「ブルックリン」を観て 時は1950年代。 時代は第2次世界大戦から東西冷戦時代へ移行。 西側の主導権はアメリカが握り、どの国よりも豊かで反映していた頃だ。 そんなアメリカと比較し、明らかに遅れていたアイルランド。 そこで生まれ育った、内気な少女が主人公。 閉塞的な故郷を飛び出し、時代を先をゆくアメリカに移り、成長していく… 続きを読む
映画 13 4月 2018 映画「ラ・ラ・ランド」を観て 先月、久々に劇場で映画鑑賞をした。 妻と息子はドラえもん、σ(^^)は「グレイテスト・ショーマン」を鑑賞。 作品は面白く、ゾクゾクさせるオープニングがなんとも印象的だったのだが、あろうことか途中で睡没・・・。 なんか疲れていたようで^^; 中途半端な鑑賞のまま、この作品の感想を書き連ねることもできず… 続きを読む
映画 24 2月 2018 映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」を観て ゾンビ映画はもちろん、ホラー映画は観ない。 好んで見る人の気が知れない。 が・・・、公開当時からなにかと話題になっていたので、本作を鑑賞。 なるほど、さすが韓国映画、ゾンビ映画でも泣かせどころはちゃんと押えていた。 CGでゴリゴリ見せるのではなく、肉弾戦のごとくの演出でパニック感を煽っているところも… 続きを読む
映画 23 2月 2018 映画「完全なるチェックメイト」を観て 羽生結弦の金メダルで霞んでしまったが、将棋界のラスボス羽生善治を、21世紀製の藤井聡太が破った。 藤井聡太はこの偉業をどう受け止めているのだろう? 百戦錬磨、人生の酸いも甘いも分かっているであろう羽生善治ならまだしも、藤井聡太はまだ中学生だ。 彼のこれからの人生、他人事ではあるが、ちょっと気になって… 続きを読む
映画 12 2月 2018 映画「めぐり逢わせのお弁当」を観て 映画の冒頭、家庭で作られたお弁当が、幾つかの交通手段を経て、何人かの手を経て、職場へたどり着くシーンが印象的だった。 映画の解説文を読むと、ダッバーワーラーと呼ばれる弁当配達サービスらしい。 無事にたどり着くのか?と思わせる、オープニングだが・・・現実のサービスはちゃんと機能しているのだろうが、この… 続きを読む
映画 11 2月 2018 映画「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」を観て なかなか見ごたえのある映画だった。 タイトル通り、ケネディ暗殺からの現地ダラスの4日間を、4組の登場人物を中心に据えて描いたものだ。 登場人物は、暗殺がなければ、何ら交わることのなかったであろう人物たちで、群像劇好きのσ(^^)としては、このうえない作品だった。 "真実"とツリ文言が邦題に含まれてい… 続きを読む
映画 22 12月 2017 映画「先生と迷い猫」を観て 冒頭、猫目線の映像から映画が始まる。 「子猫物語」を思い起こさせるようなシーンだ。 でも舞台は都会から外れた小さな町。 「子猫物語」とは違い、生活感あふれた映像が続く。 主演がイッセー尾形ということで、鑑賞をちょっと躊躇した。 あのアクの強い芸風?演技が正直苦手。 いざ、映画を見ると、確かにあの演技… 続きを読む
映画 30 11月 2017 映画「鑑定士と顔のない依頼人」を観て 「疑惑のチャンピオン」に続き、憂鬱な映画鑑賞はこのイタリア映画。 主人公は、オークションで競売人を務めるベテラン鑑定士。 周囲の接し方をみる限り、彼の鑑定力はかなり信頼のおけるもののようだ。 ただ、人間的には偏屈者で、他者との接触を徹底的に排除している。 常に手袋をはめ(食事中も)、他者の所有物を直… 続きを読む
映画 28 11月 2017 映画「疑惑のチャンピオン」を観て 先週末は憂鬱になる作品を2連チャンで鑑賞し、どんよりした気分で今週を迎えた(笑) その1つ目が本作。 ロードレースの世界最高峰と呼ばれる「ツール・ド・フランス」で、7連覇という偉業を成し遂げたランス・アームストロング選手を主人公とした作品だ。 爽快なレースシーンで映画は始まる。 こんな山道を、このス… 続きを読む
映画 18 11月 2017 映画「ムーンライズ・キングダム」を観て 「グランド・ブダペスト・ホテル」にはまったので、ウェス・アンダーソン監督作品をアサリ、これをチョイスした。 先の作品同様、レトロチックで凝りに凝った映像は期待通りだった。 強烈なキャラの登場人物たちと、アクの強い演出。 好みは分かれるだろうなぁ。 作品は、少年少女の愛の(恋の?)逃避行といったところ… 続きを読む
映画 18 10月 2017 映画「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」を観て いつもどおり予備知識もないまま鑑賞。 イギリス映画だ。 「マリーゴールド・ホテル」…さぞ由緒のある、そして閑静なイギリスのホテルなのだろう。 以前観た「グランド・フィナーレ」的な映画だろうか? と、タイトルからいろいろと想像を膨らませ、鑑賞し始めたところ舞台はなんとイギリスからインドへ。 「マリーゴ… 続きを読む
映画 15 10月 2017 映画「本能寺ホテル」を観て 戦国時代へのタイムスリップする映画って多々ある。 タイムスリップ先が本能寺の変、前夜ってのもあったような気がする。 たぶん。 そんな手垢まみれの題材にあえて挑んだのが本作。 期待せずに見たのが良かったのか、なかなか面白い作品だった。 平穏で古風な本能寺ホテル、一方は血気高まる戦国の本能寺。 静と動、… 続きを読む
映画 13 9月 2017 映画「パプリカ」を観て 2006年公開作品とのことだが、この作品の存在を全然知らなかった。 配信サイトを漁っていてたまたまたどり着いた感じ。 原作は筒井康隆とのこと。 どういう訳か学生時代、彼の作品に没頭した時期があった。 昼休み、授業がない時間、授業が終わってからと、よく大学の図書館に通ったが、なぜか読むのは筒井康隆。 … 続きを読む
映画 8 9月 2017 映画「マジック・イン・ムーンライト」を観て ウッディ・アレン作品。σ(^^)とっては冒険だ。 ハマる作品は徹底的にハマるのだが、その逆も徹底的。この落差が大きい。 「ミッドナイト・イン・パリ」はホントにいい映画だった。 その逆となると…結構あるのだが、題名さえ思い出せない。 さて、今回の作品はというと、なかなかの秀作だった。 時代は、ヨーロッ… 続きを読む
映画 6 9月 2017 映画「海よりもまだ深く」を観て 家族の有り様を撮り続けている是枝監督の作品。 今回、被写体となるのは“元”家族。 主人公は、数年前に文学賞を受賞して以来、作品が書けなくなり、探偵業に身を落としているダメ男。 そんなダメ男に愛想をつかし、真木よう子演じる妻と離婚。 一人息子は当然(?)妻側へ。 高校生相手に恐喝まがいのことをしたり、… 続きを読む