映画「パーマネント野ばら」を観て

いつもどおり予備知識もないまま鑑賞。
「パーマネント?」、美容師の話か?
いやいや、その「パーマネント野ばら」の一人娘のお話でした。

舞台は寂れた漁村。
そこに一軒だけある美容院が「野ばら」。
都市の華やかさから隔絶された地方の更に末端といった風景。
菅野美穂演じる主人公なおこの身の回りには、何故か男運の悪い女性ばかりが集っている。
母親は離婚寸前。
幼なじみのみっちゃん(小池栄子)は夫の浮気癖に悩み、ともちゃん(池脇千鶴)の夫はギャンブルにはまり失踪中。
浮気に耐えきれなくなったみっちゃんが、浮気相手を轢き殺そうとして、誤って夫を轢いてしまうところから始まり、なおこの周りでドタバタが繰り広げられる。

そんな中、気丈に振る舞うなおこ。
登場人物の中で唯一のまとも人間に見えます。
なおこもなおこで、離婚したばかりで、幼稚園の娘ともちょっとした隔たりがあるようですが、他の登場人物に比べれば・・・、と思いきや。

ここからはネタバレになるので、控えますが、彼女の秘密を知った時、その哀しみにグッと来ました。

現実と夢の狭間、砂浜でまどろむ、なおこ。
娘の掛声に微笑むラストシーンがなんとも切なかった。

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