映画「鑑定士と顔のない依頼人」を観て

「疑惑のチャンピオン」に続き、憂鬱な映画鑑賞はこのイタリア映画。
主人公は、オークションで競売人を務めるベテラン鑑定士。
周囲の接し方をみる限り、彼の鑑定力はかなり信頼のおけるもののようだ。
ただ、人間的には偏屈者で、他者との接触を徹底的に排除している。
常に手袋をはめ(食事中も)、他者の所有物を直に触れないようにするという念の入れよう。
もはや病的だ^^;

そんな彼に、若い女性から、古い家具を鑑定してほしいという依頼が来る。
しかし、彼女はいっこうに姿を見せない。
そんな彼女の態度に、激昂し、依頼を断ろうとするもののの、なんやかやで彼は鑑定を続ける。
やがて、彼女は、自分が外に出られない精神的な病に侵されていることを、彼に告白する。
事実を知ってから、人間嫌いだったはずの主人公が、彼女の病を治そうと奔走し始める・・・そう恋したんですね。

依頼人である彼女は20代、主人公はたぶん70代ぐらい。
そうか、この映画は、病を乗り越え、年の差も乗り越える恋愛映画なのか・・・と思ったσ(^^)は作り手の思う壺。
最後に、奈落の底へ落ちるような展開が待っていたのだ。

鑑賞後に知ったのだが、この作品、「ニュー・シネマ・パラダイス」、「海の上のピアニスト」のジュゼッペ・トルナトーレ監督によるもの。
なるほど、単なるサスペンス映画ではない、上質感があったわけだ。

~鑑賞後の教訓~
オジサン諸君!若い女には気をつけろ!(笑)

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