映画「先生と迷い猫」を観て

冒頭、猫目線の映像から映画が始まる。
「子猫物語」を思い起こさせるようなシーンだ。
でも舞台は都会から外れた小さな町。
「子猫物語」とは違い、生活感あふれた映像が続く。

主演がイッセー尾形ということで、鑑賞をちょっと躊躇した。
あのアクの強い芸風?演技が正直苦手。
いざ、映画を見ると、確かにあの演技は健在なのだが、役柄上、偏屈者と言うこともあるのだろうが、彼の演技を変に浮き立たせることのなく、劇中に溶け込ませていた。
監督の手腕だろう。
とにかく印象的な映像が多い作品だ。

偏屈者で嫌われ者の元校長先生が、迷い猫の捜索を通して、次第に街の人たちと交流を深めていく、というお話。
のどかな小さな町を舞台に、終始まったりと展開していくものの、ところどころに世知辛いエピソードが挿入される。
鑑賞後はホッコリさせられるものの、ほのかな苦味を残す、そんな映画だった。

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