包帯クラブ (映画 )

「女子高生の笑美子は料理中に手首を切ってしまい、病院へ向かうことに。
幸い大事には至らず簡単な手当で済んだ笑美子は、気分展開のつもりで病院の屋上へ。
そこで入院患者の埜辰耶と出会うのだが、笑美子は飛び降り自殺のために屋上へやってきたものと勘違いされる。
誤解であることを知った埜辰耶は、笑美子の心の傷を手当すると言い、屋上のフェンスに包帯を巻きつけた。
後日笑美子は、失恋した親友のためにと、埜辰耶と同じように公園のブランコに包帯を巻きつけたのだが…。」

いや〜青春ですな。
ケータイ、ネット、カキコミ、炎上…まさに今どきの子の必須アイテムてんこ盛りの青春映画だ。

冒頭、主人公笑美子の「人はなぜ…」と言う哲学的語りから始まり、「うわっ、くらぇ〜」と一瞬引いてしまったのだが、物語はこんな冒頭とは裏腹に軽快な展開へ。
それぞれトラウマをかかえた若者が集まり、徐々に克服していく…近頃ではありがちな題材ながら、ウェブ2.0なアイテムを盛り込むことで、なかなか面白く仕上がってた。

主役の石原さとみ、こういう勝ち気な女の子役は似合ってるなぁ〜。
大河ドラム「義経」で静御前役を演じた時の大根ぶりを見たときは幻滅しましたが…^^;
この作品を見ると、大河ドラマの方がミスキャストだったのかも、と思ってしまう。
と言うかそれだけ、演技の幅が狭いと言う見方もあるが。

音楽の方は、なんとハンバートハンバートが担当。
が、しかし、なぜかエンディングには別の人の曲が…。
作品中のBGMだけ??なんだかなぁ〜。
あの独特の歌詞の世界、音の世界は映画のテーマソングにはふさわしいと思うのだが。

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