2013年7月9日
映画「カルテット!人生のオペラハウス」を観て
たぶん、石川県では観られないだろうと、諦めていたのだが、なんとシネコンにて期間限定で上映(・・;)
シネコンも侮れん。
こんな稀少上映を逃しては映画マニアの恥? ってことで、会社帰りにその奇特なシネコンへ向った。
ちなみに会社-自宅間は車で10分弱。
そして、会社-映画館間は30分…むちゃ遠回り(ー ー;)
そんなわけで意気揚々での鑑賞だったのだが、正直なところ可もなく不可もなくといった作品だった。
映画の舞台は、音楽家だけが入所できる老人ホーム。
見た目、老人ホームらしからぬ荘厳なお屋敷。
入所者が元音楽家ばかりなのだから、経済的には安定していそうなのだが、なぜか経済難のため閉鎖の危機に。
資金集めのため、入所者が一念発起してコンサートを開催するという、まぁ老人ホームが舞台と言う以外はよくある筋書き。
美しい思い出は人生の価値を高める反面、それが重しになることも。
音楽家と言う職業からくる高いプライドがその重さを倍増させるようだ。
思い出に閉じこもるか?思い出に苛まれるか?はたまた思い出を捨て去るか?
さて、σ(^^)はどんな老後を過ごすんだろうか?