ウワサの真相 (映画 )
2006年7月23日
「大統領選挙を控えたアメリカ。
ある夜、現役大統領の選挙対策室が慌ただしくなる。
官邸に見学に来ていた少女と大統領が執務室で淫行行為に及んだことが、マスコミにリークしたのだ。
大統領秘書は早速、もみ消し屋のブリーンに事態の収拾を依頼するのだが…。」
大統領のセクハラ…?!
う〜ん、そう言えばそんなこともあったっけ。
自国のトップの恥ずかしい不祥事を映画のネタにするあたり、さすがアメリカと言ったところ。
ロバート・デ・ニーロとダスティン・ホフマンの2大名優の共演。
キャスティングこそ豪華だが、映画は至って地味。
政治家のスキャンダルをもみ消すため、架空の戦争をでっち上げる、と言う展開もさほど目新しいものではない。
役柄上、抑え気味の演技に終始したデ・ニーロ。
ホフマンの怪演に若干影が薄くなってしまった感じ。
デ・ニーロ目当てで見ちゃうと肩すかしを食うかも。
この映画を観て、昨年の衆院選を思い出した。
小泉劇場などと言って、各メディアはお祭り騒ぎ。
さて、その劇場で踊っていたのは、一体誰だったのだろう?