和幸 in The地球Live (ALFEE )
8月14日、金沢城公園三の丸広場にて行われたThe地球Liveへ行ってきた。
もちろんお目当ては、坂崎幸之助と加藤和彦のユニット「和幸」。
連日の猛暑はこの日も衰えることなく、自称城下町の金沢を照りつけていた。
金沢入りしたのは3時半ぐらい。
どこの駐車場も満杯だろうと思っていたのだが、以外にも会場近くの県営兼六駐車場が空車。
車を停め、開演3時間前の会場へ向かう。
石川門をくぐると、周囲をシートで覆った広場が目の前に現れた。
自由席ということで多くの観客が列をなしてるのかと思いきや人影はまばら。
夏イベのような光景を想像していたのだが、ちょっと肩透かし。
入場整理券が配られたようで、みんな、それまで涼しいところで時間をつぶしているようだった。
ということでσ(^^)も整理券を入手したあと、兼六園前のお店でチョコレートサンデーを食しながら時間をつぶす。
6時半、定刻通りにライブがはじまる。
この日の入場者数は、主催者である北国新聞発表によれば3,800人とのこと。
夏イベにくらべれば、ちょっとこじんまりした感じ。
もちろんセットもあっさりしているのだが、五十間長屋をバックにしたステージ構成はなかなかグッドジョブ!
この日の出演者は出演順に以下のとおり。
●ELT
●夏川りみ
●和幸
●イム・ヒョンジュ
●平原綾香
●藤井フミヤ
ALFEEオンリーなファンではないので、いろいろなアーティストのライブには参加しているのだが、こういう複数アーティスト参加のイベントは初めて。
多岐にわたる出演者ということもあってか、客層もかなりまばら。
出演者ごとに客席の反応がまばらだったのが、なかなか面白かった。
携帯をいじってる人、眠ってる人…自分の好みを露骨に態度で表している人たち。
ここら辺はまだ無害なのでいいのだが、演奏中に延々おしゃべりを続ける騒音おばさん達には参った。
よりによって、和幸のときに。
開演前のアナウンスに、開演中は立たないように、との注意が促される。
が、しかし、ELTが登場した途端、全員総立ち。
でも、これはしょうがないでしょ。
あんなアップテンポな曲を演奏されて、座ったまま聴け、と言うのは精神衛生上よろしくない話。
その後の夏川りみ以降、係員が立った観客を注意しながら回っていたが。
もし、観客に着席を強要するのであれば、あきらかに出演アーティストの選定ミスである。
あるいは、事前にアーティストにイベントの趣旨を伝え、そのようなナンバーを選曲してもらうぐらいのことをしないと。
そもそも、このような野外ライブで座ることを強要すると言うのは、どういうことなんだろう?
さて、お目当ての和幸である。
まだ解禁されていない和幸のナンバーをいち早く聴けるのかと期待していたのだが、残念ながらこの日の演奏ナンバーは毎度おなじみのものばかり(どうも最後に披露したらしいが、途中退出したもので;)。
●あの素晴らしい愛をもう一度
●帰ってきた酔っ払い(ボサノババージョン)
●悲しくてやりきれない
●平和について
●イムジン河
かすかな記憶をたどった結果、こんな選曲だったはず。
「帰ってきた酔っ払い」のボサノババージョンはむちゃウケた。
あと、韓国のソプラノ歌手を向かえて歌った「イムジン河」もなかなか。
ただ、全般的にまったりした感じ。
おもてなしの思いがこもった他のアーティストと異なり、わかる人だけにお送りしておりますって感じ。
良く言えばベテランの妙なのかもしれないが…。
正直不完全燃焼だったかも。
それより、意外にノリのいいELT、これぞ美声という歌声を聴かせてくれた韓国人ソプラノ歌手イム・ヒョンジュの方が、この日の収穫だったかもしれない。
毎年、お盆の時期はペルセウス座流星群がピークを迎える。
前日の天体観測で流れ星を目にしたばかりだったのだが、この日、イム・ヒョンジュのステージのときにも五十間長屋に落ちるように流れ星が流れた。
なんとも言えぬ大自然の演出。
こんな感じでσ(^^)のプチ夏イベは終わった。
このThe地球Liveは今年が初めてで、今後恒例化するとかしないとか。
まぁ、地元でこういうイベントが毎年行われるのは嬉しいこと。
しかし、来年はやっぱりALFEEの夏イベに参加したい!
さて、あるのか?夏イベ??
野外での観劇となると、僕らは夏イベが体に染み付いているからねぇ。どうしてもそれを想像してしまう。でも、途中退散って???和幸の途中で帰っちゃったの?
でも、自然の演出なんか曲とのマッチングが見事にハマったりするもんだよね。
ELTと違って和幸はやっぱりマッタリ、しっくりと皆さん聞いていました?
もちろん、和幸はフルで聴いて帰りましたよ。
それが目当てですから。
駐車場の方が10時閉鎖だったもので、イベント終盤途中で帰った次第。
ALFEEファンも結構いたようで、和幸登場時には、他のアーティストに負けないくらいの歓声があがってましたね。
ただ、前に陣取っていた若いオネエチャン達は首を傾げながら聴いてましたけど(笑)
こういう光景も、ジョイントライブならでは、ってことでしょうな。