2013年5月30日
映画「ポテチ」を観て
ちょっと短めの映画がないかなぁ、とTSUTAYA TVを物色していたところ、1時間という映画しては短すぎ?なこの作品を見つけ、なんの予備知識もないまま鑑賞。
この1時間という短さ、鑑賞後にググったところ、震災から半年も経たないうちに中村義洋監督が「仙台への恩返しのため映画を撮りたい!」との思いから、緊急で制作した結果とのこと。
最初のうちはしがない空き巣の話か?と思いきや、実は野球賛歌の映画だった。と言ってもまともな野球のシーンは終盤のみ。作品のテーマはたぶん親子愛なんだろうけど、σ(^^)は野球愛を感じたなぁ。
「つまらなくなった」、と言われて久しい野球だが、この映画の感動は野球でなくちゃ生まれないもの。σ(^^)はサッカー派だけれども、サッカーじゃこうはいかない。やはり野球なのだ。
作品は、三人の登場人物を中心に展開するが、このうちの黒沢(大森南朋)って男が良い味だしてます。
「人の気持ちが分からない」と言う人間味のないキャラでありながら、主人公の今村のために、ラストの試合をお膳立てをするところが憎い。
たかが野球、されど野球。
野球好きな人も、そうでない人も是非。