「ガンダムUCエピソード7」を観て
親子二代でガンダムバカになりつつある今日この頃。
6歳の息子とともに、先月、「ガンダムUCエピソード7」の劇場公開を富山まで観に行ってきた。
DVD用の作品なのだが、発売記念の限定劇場公開があったのだ。
しかし、なぜか金沢上映はなく、近場では富山のファボーレのみ。
往復の高速代、家族分の鑑賞代を合計すれば、DVDを購入できるかも?
でも、数々の感動をもたらした同シリーズの最終章。
劇場で観れるものなら観たかったのだ。
同シリーズは今回の最終章を含め全7話。
各エピソード毎に40代半ばのオジサンは涙腺を刺激されてきた(笑)
特にエピソード6の「それでもと言い続けろ!バナージ」と言うマリーダの台詞には涙腺崩壊。
フルフロンタルの正論は、自分自身が日頃、口にし、耳にし、従っている社会(会社)の論理そのもの。
盲目的にそれが正しいと思い、それに従いながらも、何か違う、もっと大事なことが、やるべきことが・・・そんなバナージの叫びに共感。
ガンプラに熱狂していた少年は、いつの間にかフルフロンタル自身、あるいは彼に従うアンジェロになってしまっていたようだ。
画像は鑑賞特典の原画コピー。入場時にいただきました。
小さめの劇場内は満員御礼。
期待の最終章だったけど、正直大味な印象で、さほど感動するものもなかった。残念。
「ラプラスの箱」の正体はなかなか秀悦だったが。
「Zガンダム」からはじまったことなんだけど、ニュータイプの描写がスピリチュアルすぎ。
体やモビルスーツが光ったり、幽体離脱的な描写もなんか好きになれない。
ファーストガンダムのあの抑制のきいた描写が好きなのだが。
そして、最後にはソーラーレイを2体のガンダムで防いでしまうと言う荒技(^^;)
これまでのエピソードとは打って変わって、ただのロボットアニメで終わってしまった感じ。
バナージとオードリーとの関係も、最後もう一押しあってもよかったのでは?とオジサンは思ってしまうのだが・・・。
とは言うものの、後日、改めてDVDで鑑賞するつもり。
ちなみに6歳の息子は、カイ・シデンが登場していたことに感動していたらしい。
なかなか通な息子である(笑)