いま、会いにゆきます (映画 )
2005年10月26日
あまり好きになれないなぁ、って言う俳優さんや女優さんがたまにいる。
演技が嫌ってのもあるんだけど、ぱっと見でちょっと・・・って場合も。
竹内結子さんもその一人で、出演作をじっくり見たのは今回が初めて。
ぱっと見好きになれない女優さんだった。なんとなく。
でも、この作品を見て形勢が一気に逆転!
2時間にして好きな女優さんになりました(^^)単純…。
一年前に妻、澪を亡くした、主人公の秋穂巧と息子の 佑司。
しあわせに暮らしてはいるものの、妻のことを忘れられずにいる日々が続く。
雨の季節の到来。
森の中で妻に似た女性に出会うが、彼女は一切の記憶を失っていた・・・。
死んだはずの人間が目の前に現れる、と言う映画ではよくある設定なんですが、素直に感動した。
ロケ地である松本市の景色がまたイイ!
梅雨の時期のお話ってことで、延々雨のシーンが続くんだけど、映像はジトジトというより潤いを感じさせるものだった。
観賞後に頭の中でストーリーを何度も反芻したのも久しぶり。
なんせこの作品、ストーリーの順序をいろいろ入れ替えないといけないし、これがまた無限ループに陥る構成だったりする(^^;)。
この映画のポイントはなんと言っても竹内結子さんの好演。
恋人、妻、母、と女性がとりうる3つのステータスを見事に演じていた。
中村獅童さんが竹内結子さんに惚れるのも分かる気がする(゜-゜) (。_。) (゜-゜) (。_。) ウンウン
夫婦っていいな、家族っていいな、って感じさせる映画でした。