義経 (映画 )
ただいま、大河ドラマ「義経」にはまっています。
「北条時宗」のあと、しばらく大河ドラマは見てなかったんだけどね。
と言うのも、「北条時宗」でかなり裏切られちゃったから(^^;
まぁ、蒙古襲来なんて、正直な話、テレビで収まり切るような題材じゃなかったんだろうね。
地元でありながら、「利家とまつ」はまったくのノーチェック(^^;
やっぱ、大河ドラマに期待するのは「戦(いくさ)」なわけで、「利家とまつ」はちょっと毛色違ってたし。
ま、そこが一般大衆にウケてヒットしたんだろうけど。
ってなわけで、σ(^^)の大河ドラマベスト3を発表!
1.「花の乱」
2.「太平記」
3.「独眼竜政宗」
●「独眼竜政宗」
3位の「独眼竜政宗」は順当なところかな。
結構、視聴率を稼いだ作品だし。
レーザ光線を背にした政宗が登場するオープニングは、当時、かなり衝撃的だった(笑)
●「太平記」
2位はちとマイナー。
真田広之演じる足利尊氏が室町幕府を興すまでの話。
ともに鎌倉幕府を倒した足利尊氏と後醍醐天皇が、のちに対立し、南北朝時代へ突入。
ここらへんの展開がむちゃくちゃドラマ性を感じた。
史実は小説より奇なり、とはよく言ったもの。
天皇が2人存在した時代があった、ってのも衝撃的だった。
と言うか、学校で習ったのかもしれないけど、日本史はちと苦手だったし(^^;
ドラマ終盤、それまで尊氏と行動をともにし、ある意味、右腕のような存在となっていた弟、足利直義と尊氏が対立。
弟、直義が後醍醐天皇側につくと言う、大どんでん返しが!
どんでん返し、と言ってもフィクションじゃなく、史実どおりなんだけどね。
繰り返しですが、まさに史実は小説より奇なり、ですわ。
●「花の乱」
そして、1位の「花の乱」。
たぶん、知らない人も多いと思われるこの作品。
なんたって歴代最低視聴率の作品ですから(^^;
主人公は、三田佳子演じる日野富子。
日野富子は八代将軍足利義政の正室で、我が子を将軍にするがために10年にも及ぶ応仁の乱を引き起こし、結果、室町幕府を滅亡に導いた悪女として有名。
史実的にも興味深いんですが、この作品を1位に推す理由はそのフィクション度!
まず、日野富子は幼少の頃、入れ換えられており、三田佳子演じる日野富子は偽物。
かつ、偽物日野富子の父親は酒天童子とくる(^^;
ま、結局はこの酒天童子は鬼ではなく、南朝の残党と分かるのだが、その南朝の血を受け継ぐ偽物日野富子が北朝である室町幕府を滅ぼす、と言うのがこの作品の伏線となっている。
当の本人は偽物と気づくのはドラマ終盤ってのが、見るものを釘付けに。
そして、本当の日野富子は、実は偽物の身近に!って言う展開もあり、ほんと毎週毎週が楽しみだった。
将軍との結婚に乗り気でない日野富子に、陰陽師が呪術をかけ、結婚へ気持ちを向かせる、と言うオカルトなところも。
この他にも陰陽師や呪術、幽霊などが何度か登場しており、前代未聞の大河ドラマだったのではないかな?
こういうマンガチックなところが、往年の大河ドラマファンに受け入れなかった理由なんだろうなぁ。
ちなみに少女時代の日野富子は、当時16歳だった松たか子が演じてまして、むちゃくちゃ可愛かったですわ(*^_^*)
●「義経」
う〜ん、大河ドラマを語るとつい話が長くなって(^^;)。
で、本題の「義経」。
明日は源平合戦、最後にして最大の山場である「壇の浦の戦い」!
先週の予告編も結構気合いが入ってました。
でも、期待外れってのが大河ドラマの常(笑)
さて、どんな平家の終焉を見せてくれるのだろうか。