国際親善試合 米国×日本 (サッカー )
アメリカ 3-2 日本
アメリカと言えば、国際舞台のあらゆる場面に顔を出し、圧倒的パワーを見せつけ、その舞台で確実に君臨している。
政治の世界しかり、スポーツにおいてもオリンピックなどが典型的な例だと思う。
しかし、サッカーの世界に関しては別。
世界的な巨大マーケットを持つスポーツであるにも関わらずである。
欧州と南米、これがサッカーの勢力図であり、アメリカは明らかにその勢力圏外にある。
別にアメリカ嫌いではないのだが、世界の潮流とは異なるこのパワーバランスは、σ(^^)がサッカーに惹かれる魅力の一つと言ってもいい。
とは言え、アメリカのFIFAランキングは7位。
我が日本と比較した場合、明らかに強豪チームである。
今回の注目点は、やはりドラゴン久保の復活だろう。
未だに決定力不足を言われ続けている日本にとって、どん欲で泥臭い数少ないFWの一人。
きっと、今の代表のカンフル剤となってくれるだろう、と期待したのだが…。
試合はベースボールのお国らしく、野球場にあつらえたサッカーグラウンドで行われた。
なんとも幾何学的に窮屈な眺め(^^;)
スタンドは意外にも満員らしい。
アメリカってこんなにサッカー人気だっけ?って思わせるぐらい。
中にはメジャーリーグの試合と勘違いして来てる人が混じってるのかも(ナイナイ)。
試合前半、日本は徹底的にアメリカに押し込まれる。
せっかくの久保も生かし切れず、前線で孤立状態に…。
アメリカ強し!
「上手い!」と唸らせるプレーはないんだけど、シンプルでスピーディー。
結局、前半に2点のゴールをたたき込まれる。
一体、我が日本はどうしてしまったんだ??
やはり、新ユニフォームの弱っちい書体のせいか(苦笑)
後半、久保、遠藤を下げ、佐藤と巻が投入される。
昨年のJリーグ、日本人得点王の佐藤。
招集されはしたが、ジーコ使わないんじゃないの?と思っていたのだが、意外や意外。
ジーコはこの2人にとどまらず、阿部、長谷部の若手を次々に投入。
やはり前半の状況に危機感を感じたのだろう。
久保の復帰を期に試した3-6-1の布陣が明らかに破綻したわけだから。
若手を投入して以降、いつもの日本らしさが復調する。
ボールが回り始め、前半見られなかったシュートも生まれる。
そして、巻の渾身のヘディングシュートが決まった!
そして、ロスタイム。
この日良いところがなかったDF陣の中澤がゴールを決める。
結果、3-2で日本が破れたわけだが、この試合、どう見ればよいものか。
前後半、まるで別のチームのようだった我が日本。
次は2月18日(土)のフィンランド戦になるが、ジーコはどちらのチームで挑むのだろう?
個人的には、後半の若手主体の編成で90分間見てみたいが。
今回中継したテレビ東京、実況と解説が適格ですごくヨカッタ。
聴くに堪えない実況のテレ朝による中継が続いていたから尚更(^^;)
これから代表戦はテレビ東京でお願いします(笑)