カッパのまち、遠野 (ι )
ゴールデンウィーク後半、みちのくは岩手へ行ってきた。
いや〜、とにかく遠かった。
7:09 金沢駅発
↓特急
10:03 越後湯沢駅発
↓上越新幹線
11:02 大宮駅発
↓東北新幹線
14:30 新花巻駅着
一泊目の宿は遠野。
新花巻駅から釜石線で更に1時間ほど電車に揺られなければならない。
トータル9時間近くの旅。
帰りは仙台空港から小松空港へひとっ飛びしたので、さほど苦にならなかったのだが、行きについてはあまりいい時間に発着がなかったのだ。
そこまでして、何故に岩手へ?と問われるかも知れない。
まぁ、それはこのブログで書き連ねる旅行記から、その思いを汲み取って欲しい。
遠野は柳田国男がまとめた民話集「遠野物語」で有名で、町のそこここに民話スポットが設けられている。
で、最初に向かったのがカッパ淵。
遠野駅に到着したのが16時すぎ。
適当な路線バスもなかったため、駅前の観光協会にてレンタサイクルを利用。
2時間500円なのだが、返却は17:30と言う期限付き。
遠野駅からカッパ淵まで約10km。
ややきわどいが、ママチャリを借りてカッパ淵へ向かうことに。
駅からカッパ淵まで、しっかりしたサイクリングロードが整備されていた。
町を流れる猿ヶ石川に沿って整備されているのだが、周りは田んぼばかりで目を楽しませくれるものが皆無。
まぁ、変に作られていない素朴感がまた良いのかも知れない。
30分ほどしてカッパ淵に到着。
その昔、カッパが出たらしい。
ガイドブックで見た時はうっそうとした茂みと思っていたのだが、意外にひらけた場所にあり、やや興ざめ。
この日は残念なことにカッパには会えなかった。
駅へはタイムリミットの17:30過ぎに到着。
とくにお咎めもなく一安心。
レンタサイクルを貸し出す観光協会の横には交番がある。
よくみるとこの交番もカッパだったりする。
とにかくこの町はカッパだらけだ(^^;)
サイクリングのあとは「あえりあ遠野」と言うホテルへ。
適度な運動をした後と言うこともあり、大浴場でひとっ風呂浴びたあとは即爆睡。
こうして、岩手観光の一日目は更けていった…。