「ウォール・ストリート」を観て (映画 )
2011年2月12日
三連休、「ウォール・ストリート」を観てきた。
嫁は菅野美穂主演の「ジーン・ワルツ」を観たかったようだが、有無を言わせず「ウォール・ストリート」のチケットを購入。
調べてみると前作は1987年に公開とのこと。
もう大昔(^-^;)
まだ、金沢の香林坊に映画街があった頃だよなぁ。
「欲望は美徳だっ!」と言うゲッコーのセリフに、高校生ながら打ち震えたのを覚えている。
主役のチャーリー・シーンより、ゲッコー役のマイケル・ダグラスがむちゃ格好良かったんだよなぁ。
そして一介のサラリーマンになったσ(^^)。
また、打ち震えるようなゲッコーに再会できるか?と思いきや…。
監督、オリバー・ストーンも丸くなったのかなぁ。
前作は拝金主義の当時を痛烈に批判してたけど、今作はそう言うエッジがすっかり影を潜め、金融界を舞台にしつつもテーマは家族愛と言ったところ。
作品としては良い映画だったけど、前作を知っている者にはやや肩すかしだった様な気がする。
劇中、前作の主役、チャーリー・シーンがちょい役出てて来る。
何というか、すっかり輝きがなくなったねぇ。
今は映画界から遠ざかり、テレビの方で活躍してるらしいけど…。
あれから時がどれだけ経過したのかを、痛烈に感じさせるシーンだった。