cast vol.39 巻頭インタビュー (ALFEE )
発刊(2009/3/18)からかなり経っているが、castと言うミュージシャンを対象にしたインタビュー雑誌を読んだ。
お目当てはもちろんALFEE。
表紙+巻頭インタビュー110ページの大特集だ。
それにしても字が小さい…。
年寄りにはつらすぎ。
この字の小ささは、ページ稼ぎのためか?
あと誤字が若干気になった。
たとえば「木枯らしに抱かれて」を「小枯しに抱かれて」となっていたり。
どんなIME使ったらこんな誤変換するんだぁ^^;
インタビューは3人別々で行われた。
その結果、なかなか面白い内容になっていた。
案の定、同じインタビュアーでありながら、三者三様の内容だ。
坂崎さんは60〜70年代の音楽史、高見沢師匠はALFEEの楽曲解説、そして桜井さんは…なんだろう?世間話??
なんか音楽的な話が一切なかったような。
まぁ桜井さんらしいと言えばらしいのだが。
IT音痴で有名な桜井さんだが、最近iPodを購入したらしく、まず自宅にある音源をすべて取り込んでもらったとのこと。
自分でやらずにスタッフに取り込んでもらった、ってとこがまた桜井さんらしい。
それでも容量が余ったので、古今亭志ん朝の落語を取り込んでもらい、今やiPodは落語マシーンと化しているとか。
バンドのメインボーカリストとは思えない行動だよ(^^;
師匠のインタビューでは前述の通り、ALFEEの楽曲解説に多くを割かれていた。
興味深かったのは、今のところの最新アルバム「ONE-venus of rock-」に関する以下のコメント。
「僕の中では『THE RENAISSANCE』というアルバムが好きなんですよ。
(中略)
あれをもう一度彷彿させようかなって−80年代のアルフィーみたいなね。
それを今やるとこうなるぞっていう感じ…」
う〜ん、そうだったのか。
確かに昨年のツアータイトルもRENAISSANCEだったし。
個人的にはあまり好きなアルバムじゃなかったので、すごく意外なコメントだった。
目指すとこはコメントのとおりだったのかもしれないが、完成品に対する満足度ないかほどだったのだろう。
気になるところだ。
そしてニューアルバムの年内リリースを示唆するお言葉も。
さて、今年は最後の夏イベに加え、三度目のソロ活動もある師匠だが、アルバムづくりに専念できるんだろうか?
記念すべき年だからって、付け焼き刃的なアルバムは聴きたくないよ。
じっくり作り込んでもらって、師匠をはじめメンバー全員が満足行くものをリリースしてもらうことを願うばかりだ。