映画「アップサイドダウン 重力の恋人」を観て

惹かれあう二人・・・いや、引かれ合わない二人のラブストーリー。
異なる重力下の二つの世界、という舞台設定がなかなか面白い。
そこの住人は生まれた世界の重力に支配され続ける。
つまり、もう一方の世界へ行くと逆立ちでもしないと歩けないのだ。
そして、登場する恋人たちは、互いに異なる世界の住人。
二人の仲は、それぞれの世界のしがらみばかりでなく、重力によっても阻まれるのだ。

なかなか興味深く鑑賞したのだが、正直なところアイディア不足なところが否めない。
反発し合う重力を利用して二人がデートするシーンや、主人公が海から海へ落ちるシーンなど、目を引く場面はいくつかあったのだが、この舞台設定ならもっと面白い描き方ができたんじゃないだろうか。
そして、ストーリーも極めて安直(^-^;
期待していただけに、ちょっと残念な作品だった。

LINEで送る
Pocket

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*
To prove you're a person (not a spam script), type the security word shown in the picture.
Anti-spam image

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください