映画「リンカーン」を観て

歴史物の映画は当たり外れが大きい。
特に邦画の場合、ほぼ外れ…いや当たりにであったことがない。
史実を追うばかりで、ドラマ性や娯楽性なんてどこへやら。

にも関わらず、そんな映画を見てしまうのは、深層的な歴史好きから来るんだろうなあ。
歴女なんて女子もいるようだが、σ(^^)の場合、表立って歴史好きな行動をとるわけではない。
でも、なぜか歴史ネタに思わず心動かされるんだ。

さて、当たり外れの多いジャンルながら、この「リンカーン」は…なかなかの秀作だった。
歴史上の人物を主人公とする場合、ついその一生を追いがちだけど、本作は、彼にとって、そしてアメリカ、果ては世界にとって偉業とも言える、奴隷解放宣言の前後の期間に絞って描かれている。
そのおかけで、しっかりとした人間ドラマに仕上がっていた。
さすがスピルバーグ。

奴隷解放に向けて、北軍はてっきり一枚岩かと思いきや、違ったんだねぇ。
互いの利害を守るため紛糾する議会、そんな中、信念を曲げず、そして手段も選ばず、突き進むリンカーン。
その博識からくる様々なエピソードを引用し、時には場を和ませ、時には相手を説得する。
やはり、リーダーとなるものは、知識ばかりでなく、口がたたないとダメなんだよなあ、つくづく感じた。

おりしも、アメリカ新大統領が決まったようだ。
彼はリンカーンのような、歴史に名を残す大統領になるのだろうか?

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