かもめ食堂 (映画 )

「フィンランドのヘルシンキに、日本人であるサチエは”かもめ食堂”という小さなレストランをオープンした。
店主が日本人と言うこともあり、物珍しがられるものの、お客は一向に来ない。
そんなある日、フィンランド人青年トンミが来店する。
サチエは、日本ヲタクのトンミから”ガッチャマン”の主題歌を尋ねられるものの、歌詞がなかなか出てこない。
後日、本屋で見つけた日本人女性ミドリに”ガッチャマン”の主題歌を知らないか、尋ねるのだが…。」

いや〜、いい映画でした。
力の抜けた作風がなんとも言えません。
小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ。
このキャストからして、奇妙な脱力感を感じますが、映像も淡い感じで、作品の世界に見事にマッチ。

閑古鳥が鳴いていたお店に、人が徐々に集まってきて、最後には…と言う典型的な展開。
特に凝った脚本になってるわけでもなく、どんでん返しなんかもありません。

でも、1時間40分飽きることなく…と言うより、完全に画面に釘付け。
主役のサチエ演じる小林聡美がサイコーだった。
こんな店長がいるお店なら、きっとリピーターになるだろう。

「みんな何か食べないと生きていけないんだね。」
サチエのこの言葉に、この作品のメッセージが込められていたと思う。

生き物の根本となる欲望は、金欲や物欲なんかじゃなく食欲。
世知辛い世の中にあっても、食卓を一緒に囲めば問題はすべて解決。
そんなファンタジーを感じさせる作品だった。

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