ユナイテッド93 (映画 )

「2001年9月11日。
アメリカ上空を飛ぶ複数の旅客機がハイジャックされる。
空港の管制官、米軍が状況把握に奔走する中、2機の旅客機がワールド・トレード・センターへ、1機が国防総省へ激突する。
そんな中、ニュージャージー州ニューアークから飛び立った”ユナイテッド航空93便”は、サンフランシスコへ向かって飛行していたのだが…。」

久々に震える映画を観た。
すごい映画だ。

ドキュメンタリータッチと言うことで、主人公などと言う人間は存在しない。
観る者の視点は自ずと93便の乗客に。
映画は93便が空港を離陸する直前から、墜落するまでの数時間を描く。
機内に緊迫した空気が高まってくると、こちらまで息苦しくなってくる。

最新の映像技術を駆使し、テロを忠実に再現した映像を期待している人は、オリバー・ストーン監督の「ワールド・トレード・センター」を観た方がいい(予告編やってました)。
この映画は、そんな飛び道具を一切排除し、9.11の大惨劇を当事者たちの心理描写だけで描ききっている。

地上で起きた惨事も伝わらない。
機内で起きた惨事も伝えらない。
そしてそこから逃げることも出来ない。
旅客機と言う密室。
114分と言う上映時間で、テロでなくなった人たちの悲劇を疑似体験した。

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