オフサイド・ガールズ (映画 )

「2005年6月8日イラン。
アザディ・スタジアムではW杯アジア最終予選、イラン対バーレーン戦が行われようとしていた。
サッカーはイランにとって国民的なスポーツ。
本戦出場をかけた大事な試合とあって、熱狂的なファンがスタジアムに向かっていた。
スタジアム行きのバスの中、男装した少女がひとり。
イランでは女性のスタジアム観戦が禁じられているのだが…。」

いや〜、びっくり!
初めてイラン映画を見たのだが、こんなにクオリティが高いとは。
観賞前はちょっと侮っていたのだが。
それにこの映画、イラン対バーレーン戦の当日、実際にスタジアム内でゲリラ撮影されたとか(本当かな??)。
テーマとなっている抑圧的な規律とは正反対に、この監督さんはえらいラジカルなことをする。
そんなこともあってか、本作はイラン国内では上映禁止とか。

「イランって何て不自由な国なんだ」と鑑賞後、一瞬思ったけど、実際どうなんだろう?
確かに日本人からしたら不自由な規制だけど、イランが国教としている宗教からくるもの。
規制より身近なマナーとか行儀とかなんかも、国が変わればがらりと変わるわけで、やみくもに「なんて不自由な国だ」と思っちゃうのもねぇ〜。

イランの実情は単なる差別化も知れないし、その歴史の過程で形成された国民性に最適な規制なのかもしれない。
「あの国は我々と違う!我々と同じようにしなければ!」と言って、軍隊を送り込んで自らの思想を植え付ける、ってのはどこぞの大国のお家芸だが、この映画も同じようにちょっと視点が一方的すぎるような気がした。
そうそう、ハリウッド映画によく出てくる、カメラ片手にメガネをかけた日本人のように。

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