男の料理! (雑記 )
先日たまたま戴き物で国産牛の詰め合わせをもらったので、早速焼いてみた。
仕事関係のお客さんの所でバーベキューが年2回あり、毎回焼き係りに徹して
いるので、いやでも身についてしまう。て、事でここは腕の見せ所。
こちらがそのお肉。画像上左2つが牛ランプ、その右端が牛フィレ。そして
下が国産和牛。時事ネタ的に「マジもんの国産か?」などと疑う・・・事は
ない(笑)
まずは下準備として、塩、コショウを全体に片面だけにふりかけます。
余談ですが松坂牛や神戸牛と言った上質なお肉の場合、コショウのみが
良いかと。これは塩による本来の味を変えてしまわないためです。
いよいよ焼きに入りますが、まずはフライパンをそのまま強火で熱します。
そして目安として煙があがりだしたら、牛脂を入れます。ここで、サラダ油や
マーガリンで焼くのはNG。何故かは後ほど説明します。
先ほど下準備したお肉を、塩、コショウの面を下にして焼きます。
この時フライパンは高温に達しているので、勢い良い音があがります。
一見、「あ!こげる・・」と思いますが、これがベスト。基本的にステーキは
まず片面を一気に焼き上げ、肉のうま味を閉じ込めます。そして肉汁が
浮き上がったら返します。
こんな感じですかね。そして基本その2、ひっくり返すのは1回だけ。
ひっくり返したら今度は弱火で、もう一方の片面を焼き上げます。お肉の
厚さにもよりますが、大体90秒〜2分くらいで出来上がり。
次に付け合せの野菜を調理しますが、お肉が冷めると台無しなので、ここは
手早く済ませます。
先ほど焼き終えたフライパンには肉汁が残っていますが、これを捨てるのは
非常に勿体無い!先に記述した、牛脂を使う理由はここにあったんですねぇ。
牛脂の油と、肉汁がまざるとこれ以上のない調味料ができるのです。
そしてここで、もうひと味プラスとして初めてマーガリンを投入。
野菜は何でもいいと思いますが、色のバランスを考えたいです。
今回はグリーンアスパラにミニキャロット。このまま焼いても硬いままでしか
仕上がらないので事前にレンジで5分程度チンしておいたものを入れ、素早く
炒めます。
最後にマッシュルームも入れます。これは焼きすぎるとくずれるので出来上がり
直前にサッと炒める程度でOKです。
これで完成
ちょうどいい感じのミディアムに出来上がりました。
人それぞれで、市販のステーキソースなどで召し上がるのもOKですが、本来は
何もつけずに食べるのがいいでしょう。あとワサビなんかも美味です。
うわぁ?むっちゃ旨そう!
こんな豪勢な肉とは最近無縁だなぁ。(T T)