2016年7月2日
映画「人生の特等席」を観て
抑制の利いた演出、じわじわくる感動。
イーストウッド映画は裏切らないんだよなあ、と思いきや、彼が主演でも、メガホンはとってないらしい。
でも、やはり良かった。
なんでだろう?
やはり共通するテーマに共感してるんだろうか。
リタイアした、あるいはリタイア間近の主人公が、現役プレーヤーを最後には圧倒する。
σ(^^)も歳をとったなあ。
残念ながら、経験がものを言う時代は終わり、どんな職場でも古きは捨て、新しきを取り入れるの精神で、新しいやり方に上手く乗れたものが評価されるのだ。
古いやり方の時代があって、今があるのに。
そんな理不尽は日本ばかりでなく、彼の地でも同じかと思うと、少し気は楽になる。
そして老兵のヒーロー、イーストウッドが、経験にものを言わせ、ITバカを退治してくれるのだから、共感せずにはいられない(笑)
ラストは、ややご都合主義な展開が続くが、まぁスカっとしたので、こういうのもたまには良いか。