映画「マイ・インターン」を観て

ロバート・デ・ニーロもすっかり、いいお爺ちゃんになりました。
でも、ダンディな年のとり方してます。

若者の中に老人が入り込むことで、彼らにいい刺激を与える、というよくあるテーマの作品でした。
この映画での若者は、急成長中のECサイト運営会社に勤める社員たち。
そして主人公は、そのECサイトを立ち上げた若き創業者。

変わった出来事があれば即SNSに投稿、謝罪の言葉は隣人であってもメッセンジャーで送信。
そんな若者たちの素行を疎んじるわけでもなく、逆に合わせるでもなく、自らのスタイルを変えずに、デ・ニーロは若者たちに歩み寄り、優しくアドバイスしていきます。
人生の先輩のそんな行動に、見る側も好感を抱かないわけがありません。

ストーリーは観客の期待を裏切ることなく、予想通り、予定通りにトントンと進んでいきます。
創業者の家族を巻き込んだ終盤の展開は、やや意外ではあったけど、結局はハッピーエンド。

たまにはこういう軽くて心温まる映画もいいねぇ。

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