映画「ブラック・クランズマン」を観て

ピンとこないタイトル。クランズマンは、あの白人至上主義団体「KKK(クー・クラックス・クラン)」のクラン。黒人の白人至上主義者??へんてこなタイトルですが、まさにそのへんてこな物語が展開する作品。ノンフィクションということだが、どこまで事実に即しているのやら??

主人公ロンはコロラド州の警察署初の黒人刑事。そんな時代である。ロンは、ふと見つけたKKKメンバー募集の新聞広告に、なんと白人になりすまし電話で応募するという暴挙に😅そして、それにまんまと騙されるKKKスタッフ。

潜入捜査を決行することになるが、さすがにロンが潜伏するわけにも行かず、同僚の白人刑事フィリップが代理で赴くことに。まったく声色も違う二人、普通ならバレそうなものだが、偽ロンのフィリップを手放しで信頼するKKKスタッフたち。ここらへん、サスペンスと言うよりコメディだわ。

とは言うものの、潜入捜査らしいハラハラドキドキな部分もあり、人種差別という重いテーマも盛り込まれた作品だった。

印象的だったのは、ロンと上司が言い争うシーン。舞台は1970年代なのだが、アメリカ国民がトランプのようなレイシズムな人間を大統領に選ぶわけがない、というニュアンスのセリフをロンに語らせている。そして、映画の最後にはアメリカファーストをドヤ顔で演説するトランプも登場。トランプ批判と現代アメリカを憂う監督のメッセージがこもった作品だった。

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