映画「コロンバス」を観て

建築学者の父が倒れたため、韓国から駆けつけた青年。
図書館でアルバイトする建築好きの少女。
映画は、ふたりが出会ってからの数日間を描く。

これといった事件が起こるわけでもない。
単調な映画なのだが、観終わったあとずっしりとした満腹感というか、満足感を得ることができた。

建築についてはまったくの無知だ。
このコロンバスという街は近代建築で有名なようで、数々の建築物が劇中に登場する。
「建築が人の心を癒やす」とか、建築学の界隈では通用する話なのか、いささか共感できない部分もあったが、ストーリーが進むにつれ、そういうこともありかも、という気にさせられた。

親との絆に悩む子たち。
共通点が何もないふたりの主人公だが、唯一の共通点はここにあったような気がする。
ただし、一方の絆は希薄で、もう一方は強固・・・絆というより鎖と化している。
いつでも断つことができるのに、自発的にそれができない、やっかいな鎖だ。

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