絵本「はつゆき」

著者:西片拓史

「湖畔の小屋に今年はじめて明かりが灯る。
小屋に眠っていた小舟で冬の湖に漕ぎ出したのは二人の子供。
小舟を止め、二人は湖に落ちた星屑をすくい始める。」

選ばれし子どもたちが、森の奥で初雪を降らすための作業をする、というお話。
これといったストーリー展開はなく、雪を降らすための作業が淡々と語られる。
また、全体的に語りも少なく、1ページあたり10文字程度。
それがまた、初雪の降る静かな夜を醸し出していて、いい感じである。
雪国に育ったものしか分からない感覚かも。

雪が降るのはただの気象現象・・・なんて野暮なことは忘れて、ファンタジーの世界に身を委ねたくなる絵本だ。

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