ニュースの天才 (映画 )

「1998年、アメリカ。
スティーブン・グラスは、政治雑誌として名高い"THE NEW REPUBLIC"に勤める最年少記者。
その陽気な性格から同僚にも人気があり、社内ミーティングにおいても盛り上げ役となっていた。
ある日、彼が担当した"ハッカー天国"と言うスクープ記事に対し、他誌から捏造の疑いをかけられてしまうのだが…。」

こういう実際にあった事件の映画化となると、仰々しい仕上がりで、且つ2時間越えは当たり前、となりがちなのだが、この作品は1時間半と極めてコンパクトにまとめられ、見応えのある作品に仕上がっていた。
主人公が捏造の張本人と知りながらも、映画が進行して行くにつれ、「あれ?捏造じゃないの?」「誰が嘘をついてる?」と惑わされてしまうと言う、一種のサスペンスに仕上がっていた。
劇中に挿入される母校でのシーンがうまい具合に効いていたと思う。
ちなみに主人公スティーブン・グラスを演じるのは、「スターウォーズ エピソード3」でアナキンを演じていた彼。
どおりで見たことあるはず。

テレビ番組の捏造で幕を明けた2007年。
マスコミも所詮伝言ゲームの末端。
結局、自分自身が実際に見て、聞いて、体験したものしか信じられないんだろうなぁ。
改めてそう感じる今日この頃。

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