夜のピクニック (映画 )

「夜を徹して80キロを歩く−そんな過酷な高校の年中行事“歩行祭”が始まろうとしていた。
歩行祭の朝、イマイチやる気のない美和子に、貴子は留学中の杏奈から送られた絵はがきを見せる。
そこには"歩行祭で貴子たちの悩みが解決するよう、おまじないをかけておいたよ"と記されていた。
しかし、二人には何のことかさんぱり分からなかったのだが…。」

いや〜、青春ですな。
ただ、こんな行事が自分の高校にあったら…う〜ん、映画の登場人物のように前向きには参加しないだろうなぁ。
病欠とかなんとか怠けることを考えそう。

σ(^^)の高校生活は、これと言った思い出のない味気のないもの。
唯一あげるなら、文化祭最終日に行われたクラス別の野外劇か。
なかなかクラスがまとまらず、本番前日に学校に泊まり込んで準備をした覚えがある。
もちろん、学校に泊まり込むなんて許されていないから、守衛さんに見つからないように作業をすると言うスリリングな経験をした。
ルールは守るべきだけど、皮肉なことにこういう出来事ほど思い出に残ったりする。

この映画は、30代後半のオジサンにあの頃を思い起こさせる、なかなかの秀作だった。

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