児童書「夜の小学校で」を読んで

学校の怪談話を彷彿とさせるタイトルだが、内容はまったく違う。
いや、”まったく”は語弊があるかも。
夜の小学校で起きる不可思議な出来事が綴られているのだから。
でも、ホラーではなく、ファンタジーといった方がいい。

主人公は小学校の夜警員。
彼が夜の小学校で遭遇する、ファンタジックな出来事が18のエピソードとして収められている。
実はこの主人公、夜警員を生業にしているが、子どもからなりたい職業があったりする。
各エピソードはなんのつながりもないようなのだが、主人公のかつての想いが伏線となり、ラストのエピソードで集約されてたりする。
最後のエピソードの挿絵を見たとき、不覚にも心にグッときてしまった。

一応児童書ではあるが、子どもたちより、大人が楽しめる、いや大人の方が楽しめる内容だと思った。
夢を諦めかけてる大人の背中を押すような、そんな作品だ。
ただ、読み聞かせた小3の息子が、本作を楽しんだか?ちょっと疑問だ(^_^;)

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