2019年8月12日
映画「裏切りのサーカス」を観て
サーカスとあるが…グレーテストショーマンがらみの映画じゃない。
タイトルのサーカスは英国諜報機関のこと。
冷戦時代、サーカスに紛れ込んだソ連スパイを見つけ出すというもの。
ただし、銃撃戦のようなアクションはまったくなく、捜査と推理だけが延々と続く。
人と事件がかなーり入り組んでいて、途中、置いてけぼりを食らいそうになった。
「この人だれだっけ?」「この展開はなぜ?」の連続。
こういう映画は好物なのだが、今回は結構歯ごたえがあった。
抑制の効いた映像はイギリス的であり、東西冷戦時代の緊迫感がひしひしと伝わってくる、そんなスパイ映画だった。