ついに完結!「ガンダム ジ・オリジン」
ついにゲットしました! ガンダムジ・オリジン愛蔵版の12巻。
これがジ・オリジン愛蔵版の最終巻になる。
この作品は愛蔵版でしか読んでなかったから、11巻からの2年間はマジ長かった。
セイラがア・バウア・クー内でアニメ版ではない暴挙に出て終わった11巻。
一体ラストはどうなるのやら?と、期待と不安の二年間だった(笑)。
購入して早々にむさぼり読み、先週末に読了した。
11巻まで盛り上がってた割には、最後はあっさりしてたなぁ、と言うのが正直な印象だ。
とはいえ、ラストのアムロの脱出シーンは感涙したなあ。
作品終盤で失速って言うのは、安彦作品の定番のような気がするのはσ(^^)だけ?
ガンダムと言うと、モビルスーツや戦争描写、あるいはシャアの復讐劇に目が行きがちだけど、このオリジンを読了して感じたのは、この作品って意外に青春ドラマしてるなあ、と。
不本意にも戦艦に押し込められたアムロたち民間人と、上官を失い戸惑うブライトたち若手士官たち。
軍隊とは程遠いこのチームは、最初のウチは対立しあうけど、最後には協力しあい、一年戦争を生き延びる。
ホワイトベースを部活に、ア・バウア・クーの攻防を全国大会に置き換えれば、まさに青春ドラマの定番じゃないか。
安彦先生の手により、この部分がうまい具合にあぶりだされたんじゃないかなぁ。
リーダーとして未熟ながら、アムロのような小生意気な若造たちを部下に持ち、上層部は無責任。
上下の狭間で苦悩するブライト。
40代のσ(^ ^)には、アムロやシャアより、この若き士官に共感してしまう。
そんなブライトも、ガンダムUCではビスト財団の裏をかく奇策を打つ。
彼の指揮官としての成長を垣間見た気がした。
σ(^^)も頑張らねば!
約400ページ、ハードカバー全12巻そろい踏み!
この光景はさすがに圧巻(+_+)