児童書「びっくりそっくりしゃっくりようかん」を読んで

小学4年生の主人公と校長先生が、主人公の実家で作った新作ようかんを食べて、体が入れ替わり、学校や家庭でドタバタ事件が引き起こされるというお話。
他人と体が入れ替わるってのは、お話としてよくネタにされる。
すぐ思い浮かぶのは大林宣彦監督の「転校生」だなぁ・・・古い!^^;

この作品のミソは、生徒と校長が入れ替わるところ。
校長になった主人公は、職員会議で、授業時間と休み時間の長さを入れ替えや、給食のデザートにパフェを出すこと、そしてマンガやゲーム持ち込みOK、と無茶苦茶な提案をする。
校長の一言で、学校の方針が変わることなんてありえないのに、その翌日、主人公の要求通りになっちゃう^^;

小学生になった校長はというと、現実なら右往左往しそうなところなのだが、身軽になった体を謳歌する始末。
大人サイドからすると、ちょっとお話が浅い感じ。
一方、小3の息子はというと、ハチャメチャになった学校生活に大笑いだった。
子どもウケは良さそうだ。

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