映画「日日是好日」を観て

親の薦めで茶道を習い始めた女子大生の話。

眠っていた茶道の才能が開花し全国大会で優勝するとか、茶道の先生が倒れてしまい素人同然の主人公が教室を立て直すとか、鑑賞前にいろいろストーリーを想像したのだが、本作はそんなベタなものではなかった。

手短に言うと、女性の四半世紀に及ぶ成長の記録と言ったところか。茶道教室はあくまで、主人公の拠り所であり、茶道により人生が好転したとか、明るい未来が開けた、という話はない。人生の辛いとき、悩むとき、悲しいとき、茶道教室とその先生が寄り添ってくれた。

とにかく間の多い映画である。句読点の如く、茶室や庭の映像と、風で揺れ葉の音、風の音がところどころに挿入される。茶道を扱った作品ということもあり、侘び寂びを感じさせる心地いい映画だった。

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