映画「マイ・ブックショップ」を観て

タイトルからして、書店に集う人々の群像劇のようなものを想像したのだが、そういうお気楽?なものではなかった。
ネガティブというほど、悲観的な内容でもなかったのだが。

書店が一軒もない町に、読書好きな未亡人が開店を試みる。
書店が一軒もないということから分かる通り、舞台は都会とは言い難い町。
そして、劇中、ナボコフの小説「ロリータ」が登場するので、時代は1950年頃か。
土地柄と時代からして、女一人の起業に、世間が寛容なわけもない。
嫌な奴らが、彼女の行く手を阻むべく、次々と登場する。
持ち前の明るく、タフな性格を武器に、主人公は、開店、そして商売に邁進していく。

でも、人間社会の性か、彼女の前にどうしようもない壁がたちはだかる。
悪いヤツほどよく肥える・・・か。
主人公の意思が現代に受け継がれている、というラストのエピソードだけがせめてもの救いだった。

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