絵本「バスでおでかけ」

息子が幼児から小学校低学年の頃まで、眠る前の絵本の読み聞かせをしていた。
そんな息子ももう中学生。
そろそろ(遅いぐらいだが)この絵本たちを手放そうと思っている。
かなりのコレクション。せっかくなので読み聞かせてきた絵本たちを記録にとどめておこうと思う。

著者: 間瀬なおかた

おそらく、息子に読み聞かせを始めた最初の絵本だと思う。
これ以外にも絵本らしきものはあったが、読み聞かせられるレベルのものではなかった。
なので、他に選択肢がないので、何度も何度も読み聞かせた記憶がある。

何度も読み聞かせると飽きるのでは?と思われるかもしれないが、これが不思議と飽きなかった。
息子もまだ飽きるという感情がなかったのか。
その日、その日に見せる表情や、イラストへの気づきどころが違ってたりするから、読むこちら側も飽きない。

イラストは誰からも好かれそうな、アクのないタッチ。
絵本には、たまにアクの強い、好き嫌いが分かれるイラストもあるが。
反面、印象が薄くなりがちという点は否めないが。

4人家族が駅前からバスに乗り、町を抜け、パパしか知らない素敵なところへ向かう、というストーリー。
表紙にあるとおり、町のディテールが細かく書き込まれていて、読むごとに新たな発見があったりする。
裏表紙にも書かれているが、デパート前に停車するページ、町のどこかにサンタさんが隠れていたり。
子供と「〇〇みつけた?」「△ △ どこにいるかな?」なんていう楽しみ方もできる。

ちょっとしたしかけ絵本になっているページもある。
こういうの製本って大変だろうなぁ、と変な心配をしてしまうのは、大人の悲しい性か。

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u1kuni
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