映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」を観て
ずいぶん前に劇場で観たものの、感想ブログをあげるのをすっかり失念していた。
先日Amazonプライムで無料配信されたことを機に、再度の鑑賞を踏まえて、感想をアップする。
「逆襲のシャア」の後に小説が出ているので、内容をご存じの方も多いようだが、σ(^^)は一切情報なし。
せいぜい分かっているのは、主人公がブライト艦長の息子、ファーストガンダムから続く闘争を一区切りさせる物語、というぐらい。
劇場で観た第一印象は・・・終盤の戦闘シーンがむちゃ暗い!
やっと登場したガンダム、そして劇中一番盛り上げるべきとこなのに。
夜の戦闘シーンとは言え、これは暗すぎではないか?
ググると、同意見が多数。
Amazonプライム での配信、自宅テレビだと見え方が違うかな、と淡い期待も抱いたが、やはり劇場と変わることはなかった・・・。
とは言うものの、画力は絶品である。
「ガンダムUC」もキレイだなぁ、と関心したものだが、今回はそれを上回る緻密さ。
ストーリー自体、なんてこともない(ハサウェイが地球に降り立ち、ガンダム同士のバトルをやっただけのもの)のに、鑑賞後の満足感はいかばかりか。
これは、人間ドラマがしっかり描かれている賜物だろう。
むちゃくちゃ次回作が気になるが、公開はいつになるのだろう?
興行成績次第では3部作が5部作になる、という記事も読んだが。
いや、その前に「ククルスドアンの島」の劇場版が気になる。
こちらが公開は先らしい。
とは言うものの、なぜにこの回を映画にするかなぁ。
これといった戦闘シーンもないし、シャアも出てこない。
ファーストガンダムでも、むちゃくちゃ地味な回ではないか。
でも、監督は敬愛する安彦良和である。
以前、 安彦良和 のロングインタビューをまとめた「マイ・バック・ページズ」を読んだ。
そこで、「THE ORIGIN」の映画化は頓挫したが、別で形のガンダム関連の仕事に着手している、と書かれていたが、まさかククルスドアンだったとは。
どう話を膨らませるのだろう?
期待半分、不安半分と言ったか。